画像
Shun Matsuo
Shun Matsuo
IoT Product Engineer
掲載: 2023年11月21日

HMI(Human Machine Interface)技術の発展により、製品の付加価値を向上する洗練されたデザインと高い操作性が求められています。そのため、筐体のデザインコンセプトに応じて木材や透明アクリルなど様々な素材を操作パネルとして採用でき、またLEDを用いたユーザーガイドなどにより使い勝手の良さを実現できる静電容量式タッチセンサの需要がますます高まっています。

RXファミリなどのルネサス製マイコンに搭載されている静電容量式タッチセンサユニット(CTSU)はタッチした時の静電容量の変化を検出することができますが、不要な電気信号(ノイズ)によっても微小な静電容量の変化が発生するため、周囲環境のノイズの影響を受ける場合があります。
このノイズが及ぼす影響の大きさはハードウェアの設計によって異なるため、設計段階で対策を施すことにより周囲環境のノイズに強くなり、効果的な製品開発を実現できます。 今回、初めて静電容量式タッチセンサを導入する人でも適切なノイズ対策を施せるように「静電容量タッチ ノイズイミュニティガイド」を公開いたしました。本アプリケーションノートは国際規格IEC61000-4 に定める各イミュニティノイズに対して、静電容量式タッチセンサを使用したシステムのノイズ耐性を向上する方法についてハードウェアやソフトウェアなどによる様々な対策を説明しています。

今までノイズ対策の仕方が分からないために静電容量式タッチセンサの導入を諦めていた方も、すでに導入しているがノイズ耐性を向上したくて悩んでいた方も、「静電容量タッチ ノイズイミュニティガイド」をご利用いただくことで高いノイズ耐性を実現できますのでぜひご一読ください。

詳しくは、下記ページをご参照ください。
[1] 静電容量タッチ ノイズイミュニティガイド
[2] 静電容量式タッチセンサ
[3] RX140
[4] QE for Capacitive Touch

この記事をシェアする