概要

説明

ISL91133は、バッテリ駆動アプリケーション向けの昇圧スイッチングレギュレータです。 1セルのリチウムイオンまたはリチウムポリマーバッテリを使用する製品に電源ソリューションを提供します。VIN = 2.5VおよびVOUT = 3.3Vから最大2.3Aの出力電流を供給できます。 無負荷時の消費電流は昇圧モードでわずか108μA、強制バイパスモードで45μAで、スタンバイ時の消費を大幅に低減します。

ISL91133はバイパス・モード動作で、出力は38mΩのMOSFETを介して入力に直接接続されるため、ドロップアウト電圧を大幅に低く抑えることができます。 バイパスモードは、外部コマンドまたは自動バイパスによって入力できます。 強制バイパス・モードでは、出力電圧を入力電圧の近くで動作させることができ、これらの条件下での効率が向上します。

ISL91133は、3.15Vから5Vまでの6つの固定出力電圧をサポートするように設計されています。 各出力バリアントに電圧選択ピンが用意されており、出力電圧を小さなオフセットでスケールアップして負荷過渡ドループを補償します。 インダクタといくつかの外付け部品のみで動作できます。 2.5MHzのスイッチング周波数によって、外付け部品のサイズがさらに小さくなります。 ISL91133は、16ピン、0.4mmピッチ、1.78mm x 1.78mm WLCSPパッケージで供給されます。

特長

  • 入力電圧範囲: 2.35V〜5.4V
  • 出力電流: max. 2.3A (VIN = 2.5V、VOUT = 3.3V)
  • Max. 2.5Aのバースト電流(VIN = 2.5V、VOUT = 3.3V、tON < 600μs、T = 4.6ms)
  • 高効率: max. 96%
  • 自己消費電流は108μAでブーストモードでスタンバイ消費を最小、強制バイパスモードで45μA
  • 2.5MHzのスイッチング周波数によって外付け部品サイズを最小化
  • 強制バイパスまたは自動バイパスモード、38mΩスイッチ付き
  • 軽負荷電流時のPFMモード
  • 過電流、過熱、低電圧に対して完全に保護
  • 無効時の負荷切断
  • 小型 1.78mm x 1.78mm WLCSP

製品比較

アプリケーション

ドキュメント

分類 タイトル 日時
データシート PDF 767 KB
アプリケーションノート PDF 592 KB
アプリケーションノート PDF 509 KB
アプリケーションノート PDF 397 KB
4件

設計・開発

ボード&キット

モデル

ビデオ&トレーニング

ニュース&ブログ