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概要

説明

資産の位置を推定したり、追跡したりする際に使用できるメカニズムは数多くあります。そのようなメカニズムの1つは、位置を推定しようとしている送信機から発信された受信機(通常、複数のアンテナを利用し、既知の場所に設置される)に到達する信号の角度を測定することに利用します。このテクニックは一般的に「Angle of Arrival(到達角度)」(またはAoA)と呼ばれています。送信機の信号が複数の受信機で受信された場合、送信機の(相対的な)位置は「三角測量」のプロセスを使って推定できます。このメカニズムは「Angle of Departure(放射角度)」(またはAoD)と呼ばれる密接に関連したメカニズムとともにBluetooth®で採用されています。AoDも同様ですが、この場合の角度は受信機の相対位置を推定するために使用されます。受信機(ロケータと呼ばれる)を部屋に置き、AoAを使用すれば、その近くにある(複数の)資産の位置を追跡できます。建物内に送信機を設置することで、その建物内の資産(人や車両)の位置を特定できるようになります。

ルネサスは、Bluetooth SIG AoAを使用して、受信機(ロケータ)ごとに追跡できる送信機(タグと呼ぶ)=資産の数の制限を克服するため、「ATLAS」(Asset Tracking & Locationing At Scale)と呼ばれる角度ベースのスキームを開発し、現場で導入、実証してきました。ATLASは、独自の衝突回避スキームに基づき、典型的な配備ではロケータあたり1000以上のタグを追跡できます。

ルネサスのDA14594(「Locationing 2.0 BLE SoC」)は、コスト競争力があり、最高性能、低消費電力をサポートするSoCです。SoCは、AoA、AoD、ATLAS、Eddystone、iBeacon(レガシーロケータ用)をサポートします。DA14594はまた、ルネサスの第3世代WiRa™(ワイヤレス測距)をサポートし、ルネサスの高度なマルチパスキャンセル機能を採用した位相ベースの測距を使用して、近接ベースの(3点測距を使用した)位置決めを行います。

ターゲットデバイス

*DA1453x:ATLASliteモード付きAoA Tx(クラス最高レベル)

ビデオ&トレーニング

Asset Tracking & Locationing at Scale - The Future of Real-Time Asset Tracking

Discover the future of asset tracking and locationing with ATLAS, Renesas' cutting-edge solution for precise, reliable, and scalable real-time tracking. This demo video showcases five critical demonstrations of ATLAS in action, highlighting its unparalleled accuracy, high-precision geo-fencing, thru-wall tracking capabilities, and extensive range. See how ATLAS can transform your asset management with its advanced technology and innovative features.