概要

説明

トピックス
・フローティング・ライセンスがマルチユーザ環境に対応しました。 
 *ツールニュース参照
・Linux用ライセンス・マネージャの使い方のビデオを追加しました。
・CC-RXは新製品RX261RX260グループに対応しています。

RXファミリ用のC/C++コンパイラは、組み込み用途におけるROM化システムの開発を前提とし、コード効率やプログラム実行速度を向上させる強力な最適化機能をはじめ、豊富な機器組み込み向け拡張機能を提供します。統合開発環境ごとに提供方式が異なります。

 

特長

  • ANSI規格準拠
    • C89、C99(可変長配列を除く)、C++言語をサポート。
  • 優れた最適化
    • 最適化による優れた実行性能のコード生成。
    • 最適化強化によるコンパクトなコード生成。
    • 豊富な最適化機能はGUIで簡単設定。
    • コンパイラの最適化、標準ライブラリ最適化に加えて、リンカ最適化の機能を搭載。
  • RXマイコンアーキテクチャとの協調
    • 高速割り込み機能サポート (-fint_registerオプション)。
    • 各種組み込み関数を提供。
  • 既存マイコンからの容易な移行を支援 [ さらに詳しく ]
    • M16CファミリやH8Sファミリなど従来品のソフト資産の活用をサポート。
    • コンパイラごとに特有の言語仕様を吸収/レポートする各種オプションと パワフルな最適により、さらにコンパクトなRX用オブジェクトへのスムーズな移行を支援。
  • 高精度なサイクルアキュレートシミュレータ
    • 豊富なブレーク機能、仮想割り込み機能などの各種デバッグ機能により、精度の高い評価・デバッグが可能。
  • MISRA Cルールチェッカで高品質なプログラム記述をサポート [professional版]
    • MISRA-C:2004/2012ルールに基づくCソースコード記述の自動チェックを、コンパイラオプションでサポート。
    • MISRA Cについてはこちらを参照。
  • Learn More

リリース情報

製品名コンパイラ/最新版リリース日ダウンロード
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージコンパイラ: CC-RX V3.06.00
リリース: 2024/01/22 バージョンアップ内容 (リリースノート)
CS+(CC-RL/CC-RX/CC-RHを含む)
Note1
e² studio用 CC-RX
Note2
コンパイラ: CC-RX V3.06.02
リリース: 2024/08/05 バージョンアップ内容 (リリースノート)
Linux用 CC-RX
Note3
Linux用ライセンス・マネージャ
Note4

Note

  1. CS+が最新版でない場合はアップデートしてください。
  2. 別途e² studioをインストールして使用してください。
  3. Windows用のCC-RX V3.06.00と同等です。Linux用ライセンス・マネージャが必要です。
  4. GUIは無く、コマンドライン・インターフェイス(CLI)で操作します。
    Linux用ライセンス・マネージャ V2.08.00はマルチユーザ環境のフローティング・ライセンスに対応しました。
    フローティング・ライセンス管理用ソフトウェア V2.08.00 (Windows)が必要です。

FAQ

内容
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ FAQ集
W0561016 (評価版の警告)
E0511102 (アップデート時)
E0511182(Linux用コンパイラでビルド時)(CC-RL/CC-RX/CC-RH)

関連FAQをすべて見る

ターゲットデバイス

ダウンロード

ドキュメント

設計・開発

サンプルコード

ご購入

コンパイラパッケージは、代理店からご購入ください。     
また下表の「購入/見積」のリンクよりオンライン販売のウェブサイトも利用可能です。

  • 状況に合わせて選べる各種ライセンスをご用意しています。ライセンス形態の詳細は「コンパイラライセンス」をご参照ください。
  • 各製品パッケージに含まれるコンパイラのライセンスキーは、CS+とe² studioのどちらの環境でも使用可能です。
  • インストール媒体(CD/DVD)つきのコンパイラ製品は廃止しました。インストーラは各製品ページから入手してください。
  • フローティング・ライセンスおよびannualライセンスに対応しているコンパイラは、CC-RX V2.03.00 以降です。

 

最新版CC-RX V3 の新規購入用ライセンス

以下の発注型名を代理店にご連絡ください。下表の「購入/見積」からオンライン販売サイトもご利用いただけます。

Important     
本情報に記載の製品は、最新版CC-RX V3を使用するためのライセンスです。     
CC-RX V3のライセンスキーでCC-RX V3.00.00以上のコンパイラを製品版として使用できますが、CC-RX V3.00.00未満のコンパイラは使用できませんので、ご注意ください。     
旧バージョンの購入をご希望の場合は代理店にお問合せください。
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ V3オンライン販売
期間使用形態エディション発注型名chip1stopMouserAvnet
annualノードロックstandard版低価格     
RTCRX0000CB03WNR
購入/見積購入/見積購入/見積
professional版RTCRX0000CA03WNR購入/見積購入/見積購入/見積
フローティングstandard版RTCRX0000CB03WNRN1購入/見積購入/見積購入/見積
professional版RTCRX0000CA03WNRN1購入/見積購入/見積購入/見積
permanentノードロックstandard版RTCRX0000CS03WNR購入/見積購入/見積購入/見積
professional版人気     
RTCRX0000CP03WNR
購入/見積購入/見積購入/見積
フローティングstandard版RTCRX0000CS03WNRN1購入/見積購入/見積購入/見積
professional版RTCRX0000CP03WNRN1購入/見積購入/見積購入/見積

複数ライセンスは、ライセンス数によって発注型名の末尾が変わります。

  • ノードロック・ライセンスの場合、ライセンス数(5/10/20)により発注型名の後ろに L5/LA/LT を付加します。     
    (例:5ライセンスの場合、RTCRX0000CP03WNRL5
  • フローティング・ライセンスの場合、ライセンス数(5/10/20)により発注型名の末尾1文字の数字(1)を 5/A/T に置換します。     
    (例:5ライセンスの場合、RTCRX0000CP03WNRN5

 

CC-RX V3 standard版からprofessional版へのアップグレード用ライセンス

以下の発注型名を代理店にご連絡ください。下表の「購入/見積」からオンライン販売サイトもご利用いただけます。

RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ V3 アップグレード(エディション)オンライン販売
期間使用形態発注型名chip1stopMouserAvnet
permanentノードロックRTCRX0000CU03WNR購入/見積購入/見積購入/見積

Note

  1. CC-RX V3 standard版(permanent)のノードロック・ライセンスが必要です。
  2. フローティング・ライセンス用、annualライセンス用はありません。

複数ライセンスは、ライセンス数によって発注型名の末尾が変わります。

  • ノードロック・ライセンスの場合、ライセンス数(5/10/20)により発注型名の後ろに L5/LA/LT を付加します。     
    (例:5ライセンスの場合、RTCRX0000CU03WNRL5

 

CC-RX V2からCC-RX V3へのアップグレード用ライセンス

以下の発注型名を代理店にご連絡ください。下表の「購入/見積」からオンライン販売サイトもご利用いただけます。

RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ V3 アップグレード(バージョン)オンライン販売
期間使用形態エディション発注型名chip1stopMouserAvnet
permanentノードロックstandard版RTCRX0000CE03WNR購入/見積購入/見積購入/見積
professional版(Note1)RTCRX0000CV03WNR購入/見積購入/見積購入/見積
フローティングstandard版RTCRX0000CE03WNRN1購入/見積購入/見積購入/見積
professional版(Note1)RTCRX0000CV03WNRN1購入/見積購入/見積購入/見積

Note

  1. CC-RX V2 professional版のライセンスが必要です

複数ライセンスは、ライセンス数によって発注型名の末尾が変わります。

  • ノードロック・ライセンスの場合、ライセンス数(5/10/20)により発注型名の後ろに L5/LA/LT を付加します。     
    (例:5ライセンスの場合、RTCRX0000CV03WNRL5
  • フローティング・ライセンスの場合、ライセンス数(5/10/20)により発注型名の末尾1文字の数字(1)を 5/A/T に置換します。     
    (例:5ライセンスの場合、RTCRX0000CV03WNRN5

 

ライセンス要件

商用利用など下記要件に適合する場合に、ライセンスをご購入ください。

  • ライセンスご購入前に、製品の機能や性能を評価するために無償でご利用いただけます。
  • 試用期間やライセンス形態の詳細は「コンパイラライセンス」をご参照ください。

 

関連サービス/キット

RXコンパイラIEC61508認証キット

機能安全規格IEC61508で求められる「開発ツールの認定」を支援するキットです。機能安全システムにおけるソフトウェア構築のためには、コード生成の安全性が証明されたコンパイラを使用する必要があります。ルネサスはIEC61508 SIL3認証取得済みの機能安全対応純正Cコンパイラを提供します。     
RXコンパイラIEC61508認証キット

また、ルネサスは産業機器向け機能安全ソリューションとして、産業向け機能安全サポートプログラム「RX Functional Safety」を提供しています。     
産業機器向け機能安全ソリューション

 

コンパイラ評価サービス(機能安全対応)

コンパイラ製品をお使いいただいているお客様に対し、機能安全規格ISO26262で求められる「開発ツールの認定」を支援する有償サービスです。     
コンパイラ評価サービス(機能安全対応)

 

コンパイラ保守サービス(コンパイラバージョン固定保守契約)

特定のコンパイラバージョンを長期間使用されるお客様に「安心」を提供するための有償サポートサービスです。     
コンパイラ保守サービス(コンパイラバージョン固定保守契約)

 

コンパイラ移行支援

ルネサスの統合開発環境(e² studio、CS+等)では、相互にプロジェクトの移植ができ、資産の再利用が可能です。開発環境の変更に伴うコンパイラの変更時には「移行ガイド」をご利用ください。コンパイラを変更した際のオプション・拡張言語仕様等、変更時に注意すべき仕様の差分を説明しています。     
既存製品のコンパイラ言語仕様をサポートし、M16CやH8S、H8SXなど既存ルネサスミドルレンジ製品からのプログラム移行を容易に行えるうえ、優れた最適化により既存のオブジェクトがよりコンパクトで効率の良いRX用オブジェクトに生まれ変わります。     
統合開発環境の移行方法

画像

High-performance Embedded Workshop 対応情報

関連リソース/ご購入 (お使いの統合開発環境: High-performance Embedded Workshop)

リリース情報
製品名コンパイラ/最新版リリース日無償評価版
RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ(High-performance Embedded Workshopつき)コンパイラ: RX Standard Toolchain     
リリース: 2012/03/16
【無償評価版】HEW付き RXコンパイラ CC-RX V.1.02 Release 01 (ZIP | English, 日本語)
アップデート方法

無償でオンラインアップデートできます。以下のいずれかの方法でアップデートしてください。

デバイス依存情報

Device File Updaterで追加されたCPUが新規プロジェクトワークスペース作成時に選択できます。

ご購入

High-performance Embedded Workshop版のRXファミリ用C/C++コンパイラパッケージの購入については、代理店までご連絡ください。

RXファミリ用C/C++コンパイラパッケージ(High-performance Embedded Workshopつき)
期間使用形態エディションインストール媒体発注型名(1ライセンス)
なしノードロックなしありR0C5RX00XSW01R

Note

  1. 本製品はCC-RX V.1.02 Release 01でバージョンアップを終了しました。
  2. RX100シリーズ、RXv2コア搭載品(RX64MグループやRX700シリーズなど)、RXv3コア搭載品の対応予定はありません。
複数ライセンスは、ライセンス数によって発注型名の末尾が変わります。
  • ライセンス数(5/10/20)により発注型名の後ろに L5/LA/LT を付加します。     
    (例:5ライセンスの場合、R0C5RX00XSW01RL5