概要

説明

ISL91107は高集積昇降圧スイッチング・レギュレータで、安定化出力電圧を上回る入力電圧または下回る入力電圧を許容します。 他の降圧-昇圧レギュレータとは異なり、大きな出力外乱を起こすことなく、レギュレータが自動的に操作モード間を移動します。

このデバイスは最大2Aの出力電流(PVIN = 2.8V、VOUT = 3.3V)を供給可能で、完全同期4スイッチアーキテクチャにより優れた効率を提供します。 無負荷時の消費電流はわずか45μAなので、軽負荷条件下での効率も最適化されます。

ISL91107はスタンドアロン・アプリケーション向けに設計されており、3.3Vの固定出力電圧または外付け抵抗分圧器付きの可変出力電圧をサポートします。 外付け抵抗分割回路の利用により、出力電圧範囲1V~5.2Vまで対応しています。

ISL91107は、必要なインダクタは1個で、外付け部品もごくわずかです。 電源ソリューションのサイズは、2.15mm x 1.51mmのWLCSPと2.5MHzのスイッチング周波数によって最小限に抑えられ、外付け部品のサイズをさらに削減します。 また、ISL91107IRは3x4 20 Ld TQFNパッケージで供給されます。

特長

  • 安定化出力電圧を上回るまたは下回る入力電圧に対応
  • 降圧モードと昇圧モード間の自動的かつシームレスな移行
  • 入力電圧範囲:1.8V〜5.5V
  • 出力電流: max. 2A (PVIN = 2.8V、VOUT = 3.3V)
  • 高効率: max. 96%
  • 45μAの自己消費電流により軽負荷時の効率を最大化
  • 2.5MHzのスイッチング周波数によって外付け部品サイズを最小化
  • 選択可能な強制PWMモード
  • 短絡、過熱、低電圧に対して完全に保護
  • 小型 2.15mm x 1.51mm WLCSP

製品比較

アプリケーション

アプリケーション

  • スマートフォンとタブレットPC
  • ワイヤレス通信デバイス
  • 2G / 3G / 4Gパワーアンプ

ドキュメント

分類 タイトル 日時
データシート PDF 974 KB
製品変更通知 PDF 109 KB
ホワイトペーパー PDF 525 KB 英語 , 简体中文
アプリケーションノート PDF 592 KB
4件

設計・開発

ボード&キット

モデル

ビデオ&トレーニング

ニュース&ブログ