ルネサスのデュアル電源GreenPAK™は、汎用性の高いNVMプログラマブル・デジアナ混載・マトリックスデバイスです。 これらは、すべてのGreenPAKファミリデバイスで利用可能なプログラマブルロジック、タイミング、アナログ・コンポーネントを使用して、2つの独立した電圧領域を柔軟にインターフェースするように設計されています。
GreenPAKファミリのこれらの製品は、個々のデザインに実装された機能セットにレベル変換機能を簡単に追加することができます。 高電圧領域から低電圧領域へのレベル変換、あるいはその逆方向へのレベル変換に柔軟に対応します。
使いやすいGreenPAK開発ハードウェアとGreenPAK DesignerのシンプルなGUIインターフェースにより、デュアル電源GreenPAKプロジェクトの開発が簡単になり、お客様は迅速かつ容易に新しい設計を導入し、変化する要件に対応することができます。
このデバイス・ファミリの最も単純な使用例は、2つの電圧領域をまたいで信号を伝送するために直接接続することです。 下の図1では、一次電源電圧(Vdd)に接続されるI/Oピンが青色で強調表示され、低電圧電源(Vdd2)に接続されるI/Oピンが金色で強調表示されています。 ここに示すように直接ワイヤで接続すると、Vdd2領域のピン16からVdd領域のピン3へ信号を通すことができます。
また、別の信号の制御下で、信号を一方向または他方向に選択的に通過させることも可能です。 この例を以下の図2に示します。信号の発信元はピン3とピン16のどちらかであり、ピン4の状態によって指示が選択されます。