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環境保全の目標

 

主要環境項目と目標

ルネサスは主要な3つの環境保全項目、気候変動への取り組み、水資源を守る、廃棄物に対する取り組みについて中長期の目標を定めています。環境保全への取り組みをグローバルに計画的に実行できるよう取り組んでまいります。(GHG排出削減、水総使用量原単位改善の目標は2021年度を基準年として設定しています)

GHG排出削減目標: 2021年を基準年として2030年に38%削減、カーボンニュートラル(Scope1およびScope2)2050年
水総使用量目標: 2021年を基準年として水総使用量の売上高原単位を2030年に33%改善
水リサイクル率: グローバルの生産拠点における水のリサイクル率を2030年までに35%にする
廃棄物リサイクル: リサイクル量を分子、総廃棄物排出量を分母とした比率

2023年度主要環境項目と実績

2023年度のGHG排出量は半導体市場の軟化による需要減に加え、省エネ施策の推進やグリーン電力の購入拡大など温室効果ガスの削減に努め、排出量は基準年である21年と比較して18%減少しました。水資源の保全については、水総使用量売上高原単位は基準年である21年から36%削減と改善しました。また、水リスク地域と設定している中国の2製造拠点(北京、蘇州)においても取水量売上高原単位の年間目標を共に達成しました。

廃棄物はルネサスグループ全体で廃棄物のリサイクル率は90%となりました。一昨年度に続き、目標である90%を達成しました。

加えて、環境法令や条例違反についても一昨年度に引き続き0件でした。

GHG排出: 対2021年増減率(Scope1およびScope2)
エネルギー使用: 対2021年増減率、ルネサスグループの使用するエネルギーの総和(電気、軽油、蒸気等)
水総使用量原単位: 対2021年増減率