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液晶表示(LiquidCrystalクラス)
標準的なキャラクタLCD(HD44780やその互換仕様品)を使用するためのライブラリです。4ビット、8ビットモードそれぞれに対応しています。
使用する場合は#include <liquidcrystal.h>
を記述してください。
LiquidCrystal用コンストラクタ
- 概要
- LiquidCrystalのオブジェクト生成をします。
- 文法
- LiquidCrystal(rs, enable, d4, d5, d6, d7)
LiquidCrystal(rs, rw, enable, d4, d5, d6, d7)
LiquidCrystal(rs, enable, d0, d1, d2, d3, d4, d5, d6, d7)
LiquidCrystal(rs, rw, enable, d0, d1, d2, d3, d4, d5, d6, d7) - パラメータ
- rs: LCDのRSピンに接続するピン番号
rw: LCDのRWピンに接続するピン番号
enable: LCDのENABLEピンに接続するピン番号
d0~d7: データピンに接続するピン番号
begin
- 概要
- LCDの列数と行数を指定する
- 文法
- lcd.begin(int cols, int rows)
- パラメータ
- cols: 列数
rows: 行数 - 戻り値
- なし
clear
- 概要
- LCDの表示をクリアする
- 文法
- lcd.clear
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
home
- 概要
- LCDのカーソルをホームポジションに戻す
- 文法
- lcd.home
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
setCursor
- 概要
- LCDのカーソルを移動する
- 文法
- lcd.setCursor(unsigned char col, unsigned char row)
- パラメータ
- col: 列(0なら左端)
row: 行(0なら1行目) - 戻り値
- なし
write
- 概要
- LCDに1文字出力する
- 文法
- lcd.write(unsigned char data)
- パラメータ
- data: 表示したい文字コード
- 戻り値
- なし
- 概要
- LCDに文字列や値を出力する
- 文法
- lcd.print(val)
- パラメータ
- val: 文字列や値
- 戻り値
- なし
cursor
- 概要
- カーソルを表示します。
- 文法
- lcd.cursor()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
noCursor
- 概要
- カーソルを消します。
- 文法
- lcd.noCursor()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
blink
- 概要
- カーソルを点滅させます。
- 文法
- lcd.blink()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
noBlink
- 概要
- カーソルの点滅をやめます。
- 文法
- lcd.noBlink()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
display
- 概要
- 画面を表示します
- 文法
- lcd.display()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
noDisplay
- 概要
- 画面の表示を消します
- 文法
- lcd.noDisplay()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
scrollDisplayLeft
- 概要
- 表示中の文字とカーソルを左に1個スクロールします。
- 文法
- lcd.scrollDisplayLeft()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
scrollDisplayRight
- 概要
- 表示中の文字とカーソルを右に1個スクロールします。
- 文法
- lcd.scrollDisplayRight()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
autoscroll
- 概要
- 自動スクロールを有効にします。
- 文法
- lcd.autoscroll()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
noAutoscroll
- 概要
- 自動スクロールを無効にします。
- 文法
- lcd.noAutoscroll()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
leftToRight
- 概要
- 左から右に文字を出力していきます。
- 文法
- lcd.leftToRight()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
rightToLeft
- 概要
- 右から左に文字を出力していきます。
- 文法
- lcd.rightToLeft()
- パラメータ
- なし
- 戻り値
- なし
サンプルプログラム
3本の制御線と、4本のデータ線を使用した液晶にPEACHと表示させるサンプルです。
#include <Arduino.h>
#include <liquidcrystal.h>
LiquidCrystal lcd(12, 11, 10, 5, 4, 3, 2);
void setup()
{
lcd.begin(16,2); //16x2 lcd initial
lcd.print("PEACH");
}
void loop() {}