Wi-Fi接続スイッチング電源（SMPS）

家電製品はスタンバイ時のAC/DCの消費電力の低減が重要な課題です。 エネルギ規制は、地域によって異なりますがが、ゼロ待機電力または超低待機電力と認定されるためには、待機電力が5mW未満である必要があります。 プラグを差し込んだままの機器は、たとえ非アクティブな状態であっても、エネルギを浪費し、光熱費を増加させ、エコデザイン基準を満たさない可能性があります。

Wi-Fi接続のスイッチイング電源（SMPS）は、AC電源をDC電源に変換するためのエネルギ効率の高いプラットフォームを提供します。 Wi-FiまたはBluetooth^® Low Energy（LE）によるリモート起動が可能で、待機時消費電力は超低消費電力またはゼロを維持します。 このシステムには2つのバリエーションがあり、いずれもワイヤレス接続と超低待機電力を特徴とし、さまざまな使用ケースやアプリケーションのニーズに最適化されています。 ゼロ待機電力システムでもコストが最適化された超低待機電力システムでも、このSMPSアーキテクチャは次世代スマートホームおよびIoTアプリケーション向けにスケーラブルな効率を実現します。

このシステムのメリット：

• 規制認証（FCC、IC、CEなど）を受けたコネクティビティシステムを搭載し、低消費電力のWi-FiおよびBluetooth LE機能を提供します。
• Wi-Fi接続ゼロ待機電力スイッチング電源：
  • 一次電源と二次電源を活用してゼロ待機電力（2.1mW）を実現し、AC電源に常時接続されたままの機器や電化製品に最適です。
  • 革新的なゲート駆動技術とEMI低減技術により、超低EMIを実現すると同時に、外付け部品を最小限に抑えています。
• Wi-Fi接続超低待機電力スイッチング電源：
  • オプトカプラを使用することなく、完全に絶縁されたシステムで単一の一次電源を活用し、超低待機電力とエネルギ効率を維持しながらコストを削減します。
  • 高温、過電圧、過電流に対する保護を内蔵しています。
  • EZ-EMI^®設計技術を取り入れ、グローバルなEMI仕様に容易に対応しています。