概要
説明
ADASや自動運転応用におけるソフトウェア開発はますます大規模・複雑化しています。特に拡大著しいNew Car Assessment Program(NCAP、注1)向けカメラ市場において、低消費電力と高性能を実現しながらビジネスチャンスを逃さないソリューションが求めらています。そこでルネサスは、オープン、イノベイティブ、トラステッドなRenesas autonomy™プラットフォームの一環として、オープン開発環境を拡充する「R-CarV3Mスタータキット」を開発しました。
R-Car V3Mスタータキットには、ルネサスの車載SoC R-CarV3Mが搭載されディープラーニングを取り入れた最先端のNCAP向けカメラアプリケーションが、低消費電力かつ高性能で実現することが可能です。
本キットは、Linuxに対応しており、Linuxの豊富なオープンソフトを利用可能です。さらにルネサスのオープンソース対応IDE(統合開発環境)であるe2 Studioを利用した開発が可能。アプリケーションではフロントカメラアプリケーションのパートナーであるHELLA Aglaia社のソフトウェアや、Cogent社から提供される3Dサラウンドビュー・自動駐車システム用ソフトウェアが使用可能です。
車載向けシステム開発に必要なインタフェースとして、2GB RAM、4GB eMMC (embedded multi-media controller)、Ethernet、ディスプレイ、デバッグ用インタフェースなどを搭載。440ピンの拡張ポートも搭載し、サラウンドビューをはじめとする複数カメラを用いたアプリケーション向けシステム開発にも使用可能です。
本スターターキットの購入、販売時期につきましては、販売店、当社営業にお問合せください。
(注1)NCAP (New Car Assessment Program)とは、世界各国で行われている自動車の安全性を評価するテストであり、最近は特に自動ブレーキのアセスメントテストが盛り込まれている。
R-Car V3MスターターキットWiki - ルネサスR-Car V3Mスターターキット ボード(RTP0RC77970SEB0010S)向けWikiにはボードレイアウト情報、ドキュメント、BSP、ファームウェア、拡張ボードの情報などが含まれています。
他のR-Carスターターキット、ソリューションキット
R-Car H3 & M3 スタータキット
昨今、自動運転車開発の加速や、クルマを魅力的に差異化する新しい機能を開発するため、車載情報システムにおけるソフトウェア開発はますます大規模・複雑化しています。車載ソフトウェア開発への新規参入も増加している一方で、優秀で専門性の高いエンジニアの確保や、車載特有の開発環境の整備が急務となっています。 そこでルネサスは、Automotive Grade Linux (AGL) やGENIVI®といったオープンソースコミュニティにおいて標準化が進む車載Linuxプラットフォームを容易に構築でき、高い拡張性をもち幅広い用途に使用可能な、車載ソフトウェア開発用の「R-Carスタータキット」を開発しました。
Razormotion
Razormotionは、2016年10月にリリースした実車評価実験用のHADソリューションキットを、さらに試作ECUに向けて拡張展開したものです。ハードウェアは、HADソリューションキットと同様に、2つのR-Car H3 SoC(システムオンチップ)およびRH850/P1H-Cマイコンで構成されており、ASIL-D機能安全(注1)に対応するECU開発をターゲットに開発しました。
アプリケーション
設計・開発
ソフトウェア/ツール
ソフトウェア/ツール
Software title
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Software type
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会社名
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R-Car向けe² studio ADASおよび自動運転のための統合ソフトウェア開発環境。 コンピュータービジョンやディープラーニング(深層学習)アルゴリズムのソフトウェア開発を容易にする革新的なオープン開発環境。
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IDE and Coding Tool | ルネサス |
RoXソフトウェア開発キット RoX SDKは、R-Car SoC向けソフトウェアのeasy-to-startとeasy-to-useを実現する利便性の高い開発フレームワークです。
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Software Package | ルネサス |
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