RL78/G14 Fast Prototyping Board (RL78/G14 FPB)
RL78/G14 Fast Prototyping Boardは、高機能なRL78/G14マイコンを搭載し、様々なアプリケーションの試作開発に特化した評価ボードです。E2エミュレータLite相当のエミュレータサーキットを内蔵し、追加のツール無しでプログラムの書き込み/デバッグが可能です。さらにArduino...
ルネサスが提供するソリューションは、低消費電力動作可能な、低消費電力 RL78マイコン(RL78/G23, RL78/G22, RL78/G14)と、LoRa®トランシーバ (Semtech製 SX1261/SX1262)の構成です。このソリューションは、IoT時代のエンドポイントとして長期バッテリー駆動が可能なセンサーデバイスを実現できます。
LoRaWAN® 平均電流見積もり: LoRaWAN® Class A動作時 - TX + RX (ACK)
LoRaWAN®スタック低消費機能
ソフトウェア開発は、RL78/G23-64p Fast Prototyping Board、RL78/G23-128p Fast Prototyping Board、RL78/G22 Fast Prototyping BoardおよびRL78/G14 Fast Prototyping BoardにSemtech SX1261/SX1262 Shieldを接続して使用することができます。尚、国際規格および国内法規の規定により,無線レシーバおよびトランスミッタの 使用に規制があります。使用する国の規格,法規を順守のうえご使用ください。
ルネサスは、低消費電力RL78マイコン(RL78/G23, RL78/G22, RL78/G14)でLoRa®トランシーバ (Semtech SX1261/SX1262)を制御するソフトウェアを提供しています。
相互運用性が必要なアプリケーションには、LoRaWAN®仕様(バージョン 1.0.4/1.0.3/1.0.2, Class A/Class B*/Class C)に準拠したLoRaWAN®プロトコルスタック(ATコマンドで制御可能)が利用できます。(* Class Bはバージョン 1.0.4/1.0.3に対応)
相互運用性が不要なアプリケーションについては、LoRa®ベースのネットワーク向けソフトウェア(プライベートLoRa®ネットワークサンプル)や、お客様独自のプロトコルの実装が可能なLoRa®向けRadio Driverが利用できます。
各ソフトウェアはRL78 スマート・コンフィグレータに対応しています。アプリケーションプログラムは、RL78 スマート・コンフィグレータで生成されるドライバコードと組み合わせて開発できます。
FUOTA(Firmware Updates Over The Air)は、無線通信を介してファームウェアをリモートで更新する機能を提供します。 この機能は、フィールドに広く展開され、長期的な運用が必要なIoTアプリケーションにとって重要な機能です。LoRa Alliance®では、 Clock Synchronization Message Package 、Remote Multicast Setup Package 、 Fragmented Data Block Transport Packageなど、LoRaWAN®プロトコルに加えてアプリケーション層プロトコルを利用したFUOTAプロセスを標準化しています。 これらのプロトコルにより、アプリケーションサーバーによって指定された時間に複数のデバイスにファームウェアイメージを配信することが可能となります。
プライベートLoRa®ネットワークサンプルは、 LoRa®ベースのプロトコルを利用した小規模ネットワーク環境を提供します。デバイス間の直接送信や間接送信、および、双方向通信が可能です。また、ATコマンドによる、間欠動作やセキュリティに必要な鍵交換等の制御が可能であり、容易にネットワーク環境を構築することが出来ます。さらに、通信間隔を柔軟に変更することが出来るため、データ通信量と消費電力とのバランス調整に役立ちます。
LoRaWAN®-プライベートLoRa®ネットワーク連携サンプルでは、広域/大規模通信可能なLoRaWAN®と小規模/アドホック通信が可能なプライベートLoRa®を動的に切り替えて使用可能です(時分割動作)。LoRaWAN®とプライベートLoRa®ネットワークの通信に必要となるパラメータを保持することにより、通信方式を切り替え後すぐに通信の再開が可能です。また、間欠動作による低消費電力機能、フレームの暗号化・改ざん防止機能をサポートしています。
例えば、メータの自動検針用途では、メータのデータを自動収集するために広域通信可能なLoRaWAN®を主要なネットワークとして使用し、無線環境が悪いメータがある場合は、検針員がプライベートLoRa®ネットワークに切り替えてメータから直接データを取得することができます。プライベートLoRa®ネットワークは、他にメータ設置時に、アプリケーションやLoRaWAN®通信に必要なパラメータを設定したり、異常動作や故障発生時に状態をインタラクティブに取得する場合等で使用することができます。
無線特性評価を容易にする評価ツールを提供します。Renesas LPWA Studio は、連続無変調/変調送信、PER(Packet Error Rate) / BER(Bit Error Rate)の測定、RSSIの測定等の評価を可能とするパケット送信/受信を実行できます。また、動作確認のためAir上のLoRa®/GFSK変調方式のフレームをキャプチャ、解析結果を表示するスニファ機能、更に、送信ノードに接続したHS3001温湿度センサー情報送信し、それを受信ノード側で可視化する機能があります。その他、消費電力を見積もりできるツールを提供します。
LoRaWAN®ネットワークを介してRL78 センサノードからクラウド(AWS/Azure)に送信されるセンサデータを視覚化する方法を紹介します。LoRaWAN® Sensor Demo を参照してください。
Bluetooth® Low Energy 通信で LoRaWAN® 通信に必要なパラメータの設定を行い、LoRaWAN® 通信でセンサデータを LoRaWAN® Gateway へ送信する応用例です。
開発実績
TEL: 045-470-1544
開発実績
TEL: +65 6291 4910
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分類 | タイトル | 日時 |
サンプルコード |
[Software:RL78 Smart Configurator|V1.11.0] ,[Toolchains=CC-RL|V1.12.01]
ZIP
9.35 MB
アプリケーション:
民生機器全般, 産業用機器, 通信インフラストラクチャ
Compiler:
CC-RL
Function:
Software Package
IDE:
CS+ for CC, e2 studio
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サンプルコード |
[Software:RL78 Smart Configurator|V1.11.0] ,[Toolchains=CC-RL|V1.14.00]
ZIP
69.96 MB
アプリケーション:
民生機器全般, 産業用機器, 通信インフラストラクチャ
Compiler:
CC-RL
Function:
Software Package
IDE:
CS+ for CC, e2 studio
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サンプルコード | ZIP 2.97 MB Compiler: CC-RL IDE: CS+, e2 studio | |
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この動画では、RL78のLoRa®ソリューションをご紹介します。このソリューションは世界トップクラスの低電力マイコンRL78とLoRaWAN®の組み合わせで真の低電力無線IoTシステムを可能とします。
ブログ | 2022年10月25日 |