こちらのページでは、RXファミリ開発環境をはじめてご利用になる方向けに、開発に必要なツールやおすすめのキット製品、すぐに使えるダウンロードの情報などをご紹介しています。
開発に必要なツール
開発に必要なツールは、評価や開発のみの場合と量産フェーズとで異なります。まずは評価から、とお考えの場合は、「評価・開発時」をご参照ください。
評価・開発時
- 統合開発環境(IDE)
- コンパイラ
- オンチップデバッガ
- ユーザシステム/評価ボード
- ケーブル類(USBケーブル/ユーザインタフェースケーブル)
開発に必要なツールをそろえる方法
RXファミリ開発環境では、環境を整える方法として、とにかく簡単にはじめたい方、コストを抑えてはじめたい方向けに以下の二つの方法をおすすめしています。
とにかく簡単にはじめたい場合
統合開発環境、デバッガ、評価ボード、ケーブル類がセットになっているRenesas Starter Kitをご購入下さい。届いたその日から評価が始められ、RXファミリマイコンの全機能を評価することが可能です。
手早く環境を整えたい、すぐに評価を始めたいお客様におすすめです。
コストを抑えてはじめたい場合
お手持ちのPCへ統合開発環境とコンパイラをインストールして頂き、低コストなオンチップデバッガ機能付きボードをご購入頂くことでコストを抑えて開発をスタートすることができます。
統合開発環境 e² studioとコンパイラのインストール方法
統合開発環境 e² studioとコンパイラのインストール方法はこちらのビデオでご確認ください。最新版ダウンロードもこちらからどうぞ。
製品/サービス | ダウンロード |
---|---|
統合開発環境 e² studio | 最新版 |
RXファミリ用C/C++コンパイラ [CC-RX] | 最新版 *1*2 |
Renesas Flash Programmer (Programming GUI) | 最新版 *2 |
- オンライン環境でインストール・設定される場合には、e2 studio経由でインストールが可能なため個別ダウンロードは不要です。
- 有償ライセンス対象製品 : ライセンス購入前に製品の機能や性能を評価するため無償でご利用いただけます。
詳細は評価版ソフトウェアツールをご参照ください。
RXファミリ開発環境 使い方動画
RXファミリを利用した開発を始める方のために、ルネサス開発環境の基本機能やソリューション開発支援機能をわかりやすいビデオでご紹介しています。お客様のスムーズな開発のスタートにぜひご活用ください。
他にも様々なチュートリアル動画をそろえています。詳しくは RX Family Software & Tool Course をご覧ください。
便利な拡張機能ではじめてをサポート
ルネサスの統合開発環境には、統合開発環境をインストールすることで連携して利用できる便利な拡張機能が豊富にそろっています。
拡張機能といっても追加プラグインの手間は必要ありません。統合開発環境インストールに含まれているため、実際のご利用場面で必要に応じてこれらの機能を利用することができます。
スマート・コンフィグレータ
わかりやすいGUIを用いた簡単設定やコード自動生成プログラムで、プログラミング言語を知らなくても簡単&即時の評価開始を可能にする「スマート・コンフィグレータ」。
GUI上で機能を選んでボタンを押すだけで、Cソースが自動で生成され、すぐに動かすことができます。
また、RXファミリ向けに用意されたミドルウェアライブラリやサンプルアプリケーションを、このスマート・コンフィグレータを通してインポートすることも可能です。
開発自体がはじめての方、RXファミリを利用した開発がはじめての方を強力にサポートします。
主な機能
- コード自動生成
- ミドルウェアインポート
- 端子設定
各種アプリケーション対応開発支援ツール QE
各アプリケーションに対応した開発ノウハウを利用できる「QE(Quick and Effective tool solution)」。
「通信系」「画像認識系」「タッチセンサ」など多彩なアプリケーション開発ノウハウをご用意し、お客様の開発工数を最小化します。
e² studioをインストールされたお客様は以下のすべてのアプリケーションノウハウを自由に選んでご利用頂くことが可能です。
- GUIで初心者でもタッチインタフェースの開発を簡単に
QE for Capacitive Touch - Bluetooth® Low Energyに基づく通信を、手軽にすぐ試せる
QE for BLE - GUIでディスプレイの初期画面調整および画質調整が簡単に
QE for Display - USBシステムのデバッグを簡単に
QE for USB - 通信モニター等の機器無しでUARTの通信をモニタリング可能
QE for UART - TCP/IPに起因する通信問題の解決に役立つ
QE for TCP/IP - ワークフローに従って操作するだけで容易にモータ用ソフトウェア開発が可能
QE for Motor - クラウド(AWS, Azure)を利用したOTA(Over the Air)を簡単に
QE for OTA - 高精度なセンシングを行う組み込みシステム開発を支援
QE for AFE
その他の開発環境を詳しく見る
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